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祝☆ローゼンメイデン復活
 確かウモ屋さんとこのweb漫画かなにかだったと思うのですが。


 部屋で雛苺が自分の帰りを待っているという設定で、苺大福を購入しホクホク顔で買えるも、部屋にはやっぱり雛苺なんかいないのであった。

 というような、ステキなごっこ遊びが紹介されていたと思う。
 わたしの記憶は確かだったためしがないのだが。
 自分を信じて!

 ――で、何が言いたいのかというと。

 全てのオタクども期待の星、天下の『ローゼンメイデン』が再開したという報せを受けたのである。
 んで、
 オタク族の末席を汚す身としては、これに何かしら貢献したい、と考えたのだった。
 漫画もアニメもロクに見てないけど、そんな感じなのだ。
 そういうわけで、
 俺は雛苺の妄想で遊ぶゲームを一歩進めて、ルールのあるちゃんとした遊びにならないかと考えてみたのだ。
 そのまんまではアレなので、若干ゲーム自体にも変更を加えてもみる。
 いやまぁ、ね? 
 しこたま苺大福を買って部屋に帰ってさ、
「ああ、そうだよな、雛苺が……現実にいるわけないんだ……」
 などとうっそり呟くのは確かにたいへんな趣があるわけだが、ワビサビを追求しだすとゲームとして世界に打って出られない。 
 俺はこれ、ゆくゆくはプロスポーツにしたいのである。

 まず俺は「プレイヤーが雛苺になる」という提案をしたい。

 オリジナルのもっとも重要な側面を損なっているような気もするが、この新しい切り口がひとつのブレイクポイントになると信じたい。
 このゲーム……仮に「雛苺っこ」としようか……この雛苺っこの基本概要は以下のとおりだ。


 休日、自室に閉じこもって一切外には出ず、ひたすら雛苺として一日を過ごす。

 
 以上である。
 どうだろうか? 異常な提案を予想し身構えていた方々などは、肩透かしをくらった気分かもしれないが。
 このハードルの低さが、ゲームを一般に広めるために、むしろ重要な要素なのだと思う。
 シンプルこそがベストだ。

 国際ルールは、まだ未完成ではあるものの以下のとおりとなる。

 プレイヤーは室内に閉じこもり、ローゼンメイデン第6ドールであるところの「雛苺」になりきり、一日を過ごす。これがゲームの基本ルール。
 ユニフォームは公式試合では着用を義務化。最低限ピンクのひらひら服と同色のリボン、それから金髪のかつらを身につけるものとする。(細部は問わないが、雛苺を連想させるよう努めること)
 衣装の細目、またぜっけん等のオプション等は大会ごとに指定されたし。
 ただ個人でゲームを行う場合、こういったルールは敷居を高くする傾向にあるため、初心者はむしろ積極的に普段着での雛苺っこを楽しんでほしいと、僕は考える。

 試合時間は6時間、12時間、24時間の三種。
 それぞれ短雛苺っこ、中雛苺っこ、長雛苺っこと呼称される。
 また三十分前後で行う「超短雛苺」や、「3の倍数だけ雛苺になる」等は、現在は公式ルールの準備中である。

 持ち点は試合時間一時間につき2点。
 
 雛苺らしくない行動をとれば減点で、違反の内容を問わず一律マイナス1点減点となる。
 ただし「鼻くそを食べる」という違反の場合「鼻をほじる」と「鼻くそをたべる」の二つにわけて、2点減点とされる場合もあるので注意されたし。
 無論、より雛苺らしい行動をとれたプレイヤーには、0.5点〜3点までのポイントが加算される。

 最終的に持ち点の多かった者が勝利。
 個人で行う場合、点数は関係ないが、ゲームの終了後、自己採点などをしてみると良いだろう。
 信頼できる友人がいるのなら、その人物に審判員を頼んでみるのも楽しいかもしれない。

 このゲームのポイントは「如何に雛苺になりきるか」であり、プレイヤーはその点を妥協しないよう努力する必要がある。
 自分は雛苺である、という自己暗示を徹底しておこない、アタマのネジが外れた幼女のような振る舞いで一日を過ごすのである。
 きっと楽しい。

団体戦のルール
 五人×五人で行われ、当然ではあるが全員が雛苺であること。
 それぞれ大将苺、副将苺、中堅苺、次鋒苺、先鋒苺と呼称される。
 ただし、剣道などの試合と違い、試合は大将格から始まり、最終的には全員参加となる。
 ゲームを行う場所は、「nのフィールド」と呼称し、5メートル×6.5メートルのスペースを白線で囲ったものとする。
 中央にぬいぐるみと12色のクレヨン、スケッチブックを各2つずつ用意すること。
 試合時間は六時間。

団体戦の進め方
 まず大将苺がフィールドに入り雛苺として振舞う。
 一時間後、副将苺、その一時間後に中堅苺……というふうに一時間ずつ雛苺がフィールドに追加される。
 最後の二時間は、十人の雛苺として振る舞い、試合終了となる。

団体戦のポイント
 もっとも重要なポイントは、大将苺の果たす役割である。
 副将がフィールドに入るまでの間、敵と二人きりで雛苺を行わねばならず、これには大変な胆力を必要とされる。 
 また、数を少なく設定した遊び道具(前述したクレヨン等)をいかに雛苺らしく確保するか、が試合の行方を占う鍵となる。
 また「自分と同じ雛苺がどんどん増えていく」という設定を、のっけから自然に演じなくてはならず、大将は息つくヒマもないだろう。
 また大将苺以外のプレイヤーは、とりあえず遊び道具にあぶれた場合の対処を徹底しておく必要があるだろう。
 ゲームの性質上必ず、遊び道具を手に入れられなかった「手ぶらの雛苺」が発生する。
 他のメンバーが上手くフォローしながら、審判員の目を誤魔化していく、というのが常套手段ではあるものの、使い古された感もあり確実とは言い難い。
 減点が連続するのもこの問題が頻発するゲーム中盤あたりである。
 型に嵌らない雛苺像を演じきることができるかどうかが、特に中堅以降の雛苺に求められる。
 
 そんな感じ。

 真紅ごっこは、逆に野外で行う……というのはどうだろうか。なのだわ。
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